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バベル島 [若竹七海] [読書]

バベル島 (光文社文庫)

バベル島 (光文社文庫)

七海さんの単行本未収録な短編集です。
サンタクロースのせいにしようとか、悪いうさぎなどの
コミカルなものや、コージーミステリを期待していると見事に裏切られます。
ぼくのミステリな日常心のなかの冷たい何か みたいな、
心理的な怖さを描いたものばかりでした。
後書き読んだら「怖い」を軸にして文庫にまとめたらしいです。
うーん、さすが。作品の幅が広いです。

収録作品はこんな感じ。
友人の死因とその家に伝わる迷信とは?「のぞき梅」。
気になる壁のしみと、その家で起こった出来事「」。
新進気鋭のホラー小説家の身に起きたミステリな日常「樹の海」。
浮気の果てに行きつく先は「白い顔」。
亡き父の遺品から出てきた謎の日記「人柱」。
オフィスビルの悲劇「上下する地獄」。
奇人社長と取り巻く人々「ステイ」。
亡き妻の故郷を離れて「回来(かいらい)」。
幼なじみの男二人に女が一人「追いかけっこ」。
消えた招き猫に隠された秘密「招き猫対密室」。
バベル再建に隠された狂気「バベル島」。

ミステリな日常を読んだ時にも感じたんだけど、
七海さんの怖いミステリって、登場人物に感情移入しにくい。
人が人でなく、一つの記号のように感じられるんです。
まぁ、狙ってやってる事だと思いますが、、、。
時々、ミステリの問題集を読んでいるような錯覚に陥ります。
もっと感情移入しやすい、どっぶりと浸かれる世界が好きだなぁ。


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